2006年10月07日

東京魔人学園剣風帖 (15)

第拾六話 『魔獣行〜前編〜』

今回、仲間になってくれるのはなんと現役のアイドル。
天女を思わせるような歌声で老若男女に支持される
舞園さやかちゃんその人だったりします。
後、おまけがもれなくついてるけどねw

なんせその魅力はお姉ちゃん好きの京一はもとより
あの堅物そうな兵庫君や土建屋さんの怖いお兄さんまで
幅ひろーく虜にしていることからも伺い知れます。
どこが良いんだか私にはさっぱりだけどなー。

素直で優しい頑張りやさんで高飛車になることもなく
アイドルでありながらさっぱりした性格は好感持てるけど
だからそれがどうしたの?
…なんて思っちゃう私には正直、心惹かれないお話でした。

ヤマタノオロチ伝説は結構好きなんだけどね。
題材と料理の仕方が安易というか類型的で…ね。
オロチ=まつろわぬ豪族説ぐらいには踏み込んでいたけど
基本はストーカーからお姫様を守るナイトな少年の話だからねー。

今回の敵さんである帯脇斬己君はモヒカンで耳ピアス。
何かを勘違いしたような思い込みの強さが怖ろしいストーカーです。
こんなのに言い寄られるなんて舞園さんてば可哀相。
私はわりと周囲の人に引きずられちゃうほうなので
こんな感じで自分の都合の良いように
話を脳内で勝手に進めちゃう人って苦手だったりします。

でも実際…他人からそんな感じで思われてたら嫌だな。
ストーカーからの求愛のほうも怖いけど
他人からどう思われているのかってのはもう…ね。
気にしちゃ駄目だって思う時点で負けのような気がするけど。
行き場のなくなった想いは何処にいくのでしょう?

そんなこんなでオマケの美少年こと霧島諸羽君です。
よりにもよって京一に憧れて先輩呼ばわりしてくる
阿呆な子だけどね…ホモ疑惑まで出ちゃうぐらいの。
素直で健気、愛くるしくてうざったい。(ぉ

僕に力があれば…さやかちゃんを守ってあげられるのに。
なーんてラブラブ見せつけてくださるし。
手に手を取り合って仲間入りですか…末永くお幸せにね♪
勝手にしてろっての。

正直、根性の捻じ曲がってる私には
その存在が眩しすぎて耐えられませんでした。
偽善者ですらない天然物のオーラにはかないませんとも。

あいつらは何でもないような顔して僕から全てを奪っていくんだ!
…なんて駄々こねたくなるですよ。
たいして努力もしないくせに僻み根性だけは一人前。
夢に向かって頑張ることすらせずに陰口を叩く。
哀しいまでに愚かな私。

夢を実現してみせる!
なーんて信じ込んで努力できることそのものが
何物にも代えがたい才能って奴なんじゃないかなー…などと思う。
戯言だけどなー。

そういった芸能界の嫉妬なんかにまで
もっと踏み込んで描写してくれたなら良かったんですけどね。
単に容姿の美醜による優劣なんかには興味はないけど
努力と結果が必ずしも結びつかず
天然の素材と才能こそが全て…みたいな世界にあっては
能力の有無による嫉妬は凄まじいでしょうね。

夢に対する憧れが本物だからこそ
その夢を易々と実現できる位置にいる人が妬ましい。
なんだか一条ゆかり作品を読みたくなってきたw
posted by のあなな at 00:46| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京魔人學園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする