2006年11月29日

続水惑星年代記

水惑星年代記 続 (2)水惑星年代記 続 (2)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 水惑星年代記 続 (2)
[著者] 大石 まさる
[種類] コミック
[発売日] 2006-11-27
[出版社] 少年画報社

>>Seesaa ショッピングで買う


相変わらず珠玉の短編ばかりで素敵すぎー♪
月刊ヤングキングアワーズに連載中の
水惑星年代記の続編でございます。
もう本当にどれもこれも良いんですよぅ。

■ I MY WINDOW
思春期の少女がいつも読んでいる本を通して
将来への漠然とした不安を抱えながら
夢や目標について考えてみるお話。

…なんてあらすじを追っただけでは
どこにでもありそうなお話で作品の魅力も
全然伝わらないと思いますが
これはともかく読んで頂かないと説明しにくいです。

脇キャラたちも温かくて優しいし
主人公のモノローグも雰囲気出してますけど
やっぱりね線が柔らかいのが一番大きいと思います。
何かに追われているような切実な焦燥感ではなく
もう少しゆったりとした時間の流れが感じられるような…ね。

■ ナスカ
ナスカの地上絵を守る綺麗なお姉さんの話。
それだけかいッ! …ってツッコミ入りそうですが
本当にそれだけなんだから仕方ありません。

砂漠の緑地化によって地上絵がダメージを負ってしまう。
なーんてのが作中で話題になってたりしますが
この作品はそれが良いとも悪いとも安易に結論づけず
できる限り両方を守ろうってスタンスだったりします。
まぁ。
そんなのはやっぱりどうでも良くて
この作品の楽しみ方はお姉さんの魅力に驚け! …ですが。

ちなみに森林の再生に関しては
日本の技術がそれはまぁ進んでまして
ベトナムや東南アジアなんかで
実際に大きな成果が出ているのは勿論ですが
研究段階なのも含めて
そのアイデアの豊富さには驚くことばかりです。

納豆菌にガンマ線を当てて保水力を高めるとか
豊かな森林を増やすことで海産資源も豊かになるだとか
調べるといろいろと面白いですよー。

■ AROUND THE WORLD IN 8DAYS
これこれ。
この作品ですよ!
私が単行本になるのを待ちわびていたのは。
物語の内容は飛行船による地球一周無寄航無補給レースのお話。

基本的に水惑星年代記は今よりちょっと未来の地球が舞台です。
軌道エレベータがあって宇宙にも行けるようになったけど
環境破壊が進んじゃって水位がちょびっと上昇して
ガソリンエンジンなどに規制がかかっている…って設定です。

そんな御託は良いからとにかく読め!
もう本当にそれだけです。
今までの作品に出てきた人たちも顔見せで登場しますし
読後感も爽やかで言うことないですねー。

■ 宇宙を向いて歩こう in summer
いつもの八分儀君と子獅子さんの天文部ライフです。
今回は八分儀君を狙うライバルが出現して
子獅子さんも内心あまり穏やかではない様子…?

はい。
相変わらず青春してますね。
ほんわり微妙な恋心という奴でしょうか?
どこまでも鈍い八分儀君が素敵です。
ライバルの女の子が明るくて良い子なので
あまり深刻にならないのがまた作品の味でございます。

■ 廃線跡のひみつ
前述した世界観そのままの作品です。
海面が上昇して水没しちゃった町を見るため
廃線になった線路を辿って女の子たちが歩くお話。

たとえ町が水没してしまっても
あの町で過ごした記憶や
みんなと遊んだ思い出はなくならないよね?
文章にしちゃうと簡単で味も素っ気もないことだけど
実際の漫画で確認するとまた違った感慨を抱くと思います。
題材の選び方や画面の構図がいちいち素敵だったり。


どれも良い作品ばかりで本当に嬉しいですねー♪
大石まさるさんの作品はカラーも魅力的ですけど
柔らかな線とゆったりとした雰囲気が最高だと思います。
いやほんと…こういった作家は貴重だと思うのよ。

これからも健康に気をつけて頑張っていただきたいものです。
posted by のあなな at 17:39| 北海道 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 好きなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする