| マリア様がみてる 販売元 : Amazon.co.jp 本 価格 : ¥ | |
純粋培養の乙女たちが集う、私立リリアン女学園。清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には「姉妹」と呼ばれるシステムが存在していた。ロザリオを授受する儀式を行って姉妹となることを誓うと、姉である先輩が後輩の妹を指導するのである。高等部に進学して、まだ姉を持っていなかった祐巳は、憧れの『紅薔薇のつぼみ』である二年生の祥子から、突然「姉妹宣言」をされるが!?本書カバー裏より
恥ずかしくてごろごろ転がりながら
小説を読むという経験は久しぶりだと思いました。
ぶっちゃけありえない!
…なんて叫びながら私も続刊を買いに走ると思われ。
いやこれは売れるのも仕方ないかな…と思います。
なんか上手に説明できませんw
いくら伝統ある女子高だからって
こんな雰囲気は普通ありえないと思います。
小説の舞台は普通じゃないから良いんですけど。(ぉ
あざといけどあざとくない。
この微妙なバランスが素晴らしいと思います。
女子高ものなのに超絶美男子が出てきて大活躍!
…といったファンタジーは控えめで
その代わりに麗しいお姉さまがたが活躍めさるという。
普通のどこにでもいそうな主人公が
学園で羨望と尊敬を集める噂の人から寵愛を受け…って
書くとなんか一気に違う世界になってしまう不思議。
物語の根本はオーソドックスなシンデレラなのね。
白馬の王子様じゃなくて美人で凛とした上級生だったけど。
一度は「姉妹宣言」の申し出を断った主人公が
自分に自信がないから悩んだり
たまたまそこにいたから選ばれた…という幸運に震えながらも
本当に尊敬してるからこそ「選ばれたい」と思う気持ち。
わりとありふれた構図なはずなのに
そこに王子様が不在だったりするだけで
一気に白薔薇が咲きほこる秘密の花園風味になりますね。
そう。
紅薔薇よりも白薔薇。
それもまだ花が開ききっていないつぼみ。
そんな雰囲気が良く似合うと思います。
「紅薔薇のつぼみ」 ロサ・キネンシス・アン・ブウトン
「白薔薇のつぼみ」 ロサ・ギガンテイア・アン・ブウトン
「黄薔薇さま」 ロサ・フエテイダ
…って感じの特殊な用語が出てきたりしますが
優雅で素敵ですよねー。
この言葉だけで気後れしそうなのも判らなくはないけど。
うん。
女の子が憧れるようなエッセンスをぎゅっと凝縮したような
繊細で壊れ易い「ごっこ遊び」みたいな印象を受けました。
うちの学校もミッション系の私立だったけど
そんな雰囲気は微塵も感じませんでした。
共学だったせいもあるのでしょうけど。
むしろ大学のほうが地元では有名な
某女子高を系列に持つ大学だったりしたので
そっちのが少しだけ雰囲気が似てたかも知れません。
学生の男女比が6:4ぐらいでしたし。
どっちも校内にチャペルがあって
聖歌隊で聖歌を唄って…という
シチュエーションは一緒だったのに不思議なものです。
これが伝統のなせる業なんでしょうか?
それはともかく
…うちのATOKが真っ先に姐と変換しやがる件について。
雰囲気ぶち壊しじゃないのさ!
普段、どんな漢字変換してるのか頭を抱えたくなったり。
お口直しに薔薇の写真が綺麗なサイトを紹介しますね。
■四季の花
→こちらを参照してください
結構いろんな種類の薔薇が紹介されていて
いろいろと興味深かったりします。
独逸の薔薇の中では「カーディナル」が
日本の薔薇の中では「正雪」がそれぞれ素敵。
大輪の花が咲くのも良いけれど
小さめの花が群生してるような感じのも良いですよね。
薔薇の香りも上品で結構好きだったりします。
でわでわ。
みなさまごきげんよう。

