2007年03月09日

UDON

■映画UDON公式サイト
 →こちらを参照してください。

「世界を笑わせてやる!」と一流コメディアンを夢見て単身NYに渡った松井香助が、返し切れないほどの借金を抱え、一度は捨てた故郷・香川に舞い戻ってくる。製麺所を営み、日々黙々とうどんを打ち続けるがんこ一徹な父親は「なにしに帰ってきた」とにべもない。それでも、親友・庄介の紹介でタウン情報誌「さぬき」に職を得た香助は、香川名物さぬきうどんのコラムを企画し、やがて空前のうどんブームが巻き起こるのだが…。
goo の作品解説サイトより引用。

ようやく鑑賞いたしました。
本当は映画館で観たかったんだけどねー。
あまり縁がありませんでしたw

観終わった感想としてはそこそこ良い娯楽作品かな…と。
地味そうな印象のせいもあり
映画公開時に製作者側が意図したようなブームに
イマイチなりきれなかったのは題材の選び方やキャストの問題ではなく
やっぱり脚本や構成の問題が大きいかな。

何が言いたいのかいまいち伝わらなかったというか
「貴方のソウルフードは何ですか?」だけでは
視聴者を動かすには少しパワーが足りないような感じでしょうか。
うどんの美味しさとは単に麺や汁の良し悪しではなく
人と人との共有体験が揺り動かされるから…って意見は
結構納得させられましたし面白かったけどね。

豊かな自然が残る四国の田園風景は素朴で綺麗で懐かしくて
日本人の原体験をちょびっとだけ感じさせましたし
作中に出てくるうどんの数々は本当に美味しそうでした。
そして何より地元の人たちの笑顔が素敵でした。
ちょっと照れ気味ではみかみながらの素朴な笑顔や
小学校の給食でのお子様方の満面の笑みが可愛いことといったら!

キャストの皆さんも個性豊かで嫌味がなく
鈴木京香さんや木場勝己さん
小日向文世さんの演技は自然で流石ですし
ヒロインの小西真奈美さんも可愛いと思いました。
トータス松本さんやユースケさんは…まぁ普段どおりですね。
過剰な演技を味とみるか嫌味と取るかで評価が変わりそうです。
ユースケが嫌いなのに映画を観る人もいないでしょうけど。

いや本当…主要スタッフは期待通りの演技ができてますし
脇を固めるスタッフはいろいろサプライズもあって
見ごたえは十分なはずなのに…あまり心には響きませんでした。
やっぱり物語の着地点がどうなるのか
けっこう不安があったからなんでしょうか?

ひとつの作品の中に色々な要素を詰め込みすぎたから?
それとも親子の和解というテーマが微妙に照れくさい??
公式サイトはしっかりしていると思いますし
友情出演やキャプテンUDONなど
スタッフの遊び心は決して悪いとは思いません。(というか素敵)
それなのにちょっとだけ微妙な気分になるのは何故?

作中のうどんは本当に美味しそうだったんですけどね。
映画の中の彼らとスクリーンを隔てた私との間に
上手に共有体験を持つことができなかったというか
映画公開中のキャンペーンなどを経験していれば
また違った結果になったのかも知れませんが
祭りに参加しそびれた疎外感を感じてしまいました。

というか…やっぱり木場さんや鈴木さんの演技が良かったので
家族での軋轢などをもっとじっくり描いて欲しかったりして。
そういった重たいテーマを感じさせないようにすることで
胃もたれせずに最後まで楽しむことができたってのもありそうですが。

決して悪い映画だとは思いませんし
むしろ私が好きな部類に入る映画だとは思いますけど
これってB級を狙った作品じゃないですよね?
だとしたら…やっぱり少し微妙なのかなぁ。

あんまり難しいこと考えたりせず
脳みそ空っぽにして楽しめば良いのかも??
私は2度目の鑑賞で
ころっと意見が変わることもありますので
あまり大きなことは言えないのがあれですがw

釜卵うどんは大好きですが
うどんより、やっぱり蕎麦が好きな のあななでした。
posted by のあなな at 12:57| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 好きなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする