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テレビ東京系でアニメが放映されていたのは知っていて
実際に何度か視聴してたんですけど
深夜アニメってどうしても起きていられないんですよね。
そんなこんなで通して見るのはこれが初めてです。
演出が無駄に凝っていて凄いですw
声に関してはサラ以外はイメージ通りかな。
サラは正直微妙だけど…いつか慣れてくるでしょ。
■第一話 贋作画廊の男
驚きました。
最初からパートナーのサラがいることもそうですが
藤田がメトロポリタンを追われることになった問題の絵が
ピカソの マテルニテ からモネの つみわら になってるー?
タイトルは原作の一話と同じものですが
内容そのものは「落とすのは誰だ?」がベースですね。
原作の第一話もモネの つみわら でしたので
それを意識したのかも知れませんが
私としては マテルニテ のほうが良かったかなー。
絵のイメージ的にちょっとね。
でも、それ以外は本当に凄いのひとこと。
ここまで構成を変えちゃって良いの?
…なんて私が心配しちゃうほど前後関係が変わっていて
しかもそれがちゃんと意図のあるものになってるのが驚きです。
私は原作での「落とすのは誰だ?」の展開みたいに
サラがポケットマネーで上乗せするのも好きなんですが
藤田とサラの関係がまだ視聴者に理解されていない段階で
あれをやっちゃうと視聴者には理解不能になってしまいます。
そこで生きてくるのがアニメの冒頭にあった
モネの つみわら の贋作を購入するくだりです。
そう。モナリザが過去に盗難にあった事件と
盗難にあったモナリザという触れ込みで
贋作を売り飛ばしていた実際の事件を思わせる展開なんですね。
原作より藤田の悪人度が上がってるー!?
詳しくは説明されませんでしたが
インチキ画商藤田の面目躍如な展開だと思いました。
限られた話数で物語を展開するために
サラや三田村さんを早めに持ってくるのは理解できますし
原作の展開を切り刻むことに抵抗を覚えることもありますけど
ここまで深い理解と愛情を持って再構成されてしまうと
なんというか…流石だなと思わざるを得ません。
■第二話 傷ついた「ひまわり」
物語の基本的な部分はそのままですが
冒頭がニューヨークのオークションの続きになっていまして
サラと三田村さんが一年前の出逢いを振り返る
…という構成になっています。
ほぼ原作の流れに忠実ですが
ニューヨークで三田村さんがサラを誘った意図が
いまいち視聴者に伝わり難かったような気がします。
つまり三田村さんは藤田の仕事にまだ疑念を抱いている。
そんな感じで良いのかな?
そしてそれは真作のゴッホのひまわりに対しても…みたいな?
真作の出所に関してはあっさりしすぎていて
そんな疑念を抱くのも仕方ないかなーとは思いつつ
三田村さんも視聴者と同じように藤田の正体を掴みかねている。
そういった演出なのかも知れません。
次の話を考えますとね。
■第三話 13人目のクーリエ
これも前回の話から繋がっていまして
原作ではローマの空港から東京行きの飛行機だったのが
アニメではニューヨークから東京へ帰るときに変更されています。
さらに加えて原作ではサラがいなかったような気もします。
ただアニメの内容は圧巻のひとこと。
美術品の修復過程が原作よりも詳しく紹介されていて
実際の作業っぽく演出されています。
いや本当…藤田の流れるような修復に惚れ惚れしちゃいます。
ただ、修復が終わってカルロスと商談するとき
他の人の目があっちゃヤバイんじゃ…と思ったりもしましたがw
地中海にある窃盗団の島で密談と
どちらが無理のない展開だったのかは微妙なところ?
実際に奪われたことにして
コンテナから発見…みたいな原作の流れも悪くないけど
それだと冗長になってしまうからなー。
今回の話のポイントはそういった細かいディテールではなく
13人目のクーリエというタイトルが示すように
誰が本当に美への奉仕者であったのか?
そういった部分だと思いますしね。
不運にもトラブルに巻き込まれたモレッティさんは可哀想でした。
良い人っぽかったのになー。

