2007年04月23日

マイガール 1 (1)

n4.jpgマイガール 1 (1) (コミック)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] マイガール 1 (1)
[著者] 佐原ミズ
[種類] コミック
[発売日] 2007-04
[出版社] 新潮社

>>Amazon.co.jp で商品を確かめる

寂しがりの僕たち二人、
 親子、始めます──。

笠間正宗・23歳独身…子持ち? 
桜の季節、最愛の恋人を亡くした。
幼い少女と出逢い、恋人が内緒で育てた実の娘と知った。
人生最悪の春は、切なくも鮮やかな春に変わった。
凸凹親子の優しい新生活第1集。
本書カバー裏より

柔らかな雰囲気がとても素敵な作品になります。
「ほしのこえ」の漫画化を担当された佐原ミズさんが
繊細でみずみずしいタッチそのままで
優しくて切ない親子?関係を描いています。

というか…いろんな意味で卑怯だと思ったり。
設定からしてお涙頂戴ものじゃん!
などと思いつつまんまと嵌ってしまう理不尽さ。
どこか頼りない主人公の正宗君と
幼くて純真なコハルちゃんの共同生活が
とても優しく描かれています。

基本的に悪い人は出てこないのに
気持ちのすれ違いやタイミングが悪くて
どんどん追いつめられたりと
ちょっと良い話のベースラインは保ちつつ
微妙なバランスで読者を翻弄してくださいます。

主人公が穏やかで繊細なメガネ青年だから
妙に頼りなくて周囲に流されそうに見えるんですよね。
同じような設定ではあっても
「よつばと!」の明るく逞しい作風とは
また違った雰囲気があって素敵だと思います。

近日中に雑誌で掲載された
短編2本が収録されたオムニバス集
「バス走る。」の発売も予定されていまして
そちらも非常に楽しみだったりします。
切なくて心にグサグサ届くような感じが心地よいです。

例えが古い上に適切ではないと思いますが
西炯子さんやこなみ詔子さんの作品に通じる
ある種の「痛さ」が見え隠れしていて
優しさと切なさの狭間で揺れ動くような感覚が
もろに私のツボだったりします。

感性が尖りすぎても大変ですが
優しいだけの作品じゃないのが魅力ですので
心と身体を壊さないように
あまり無理をせずに頑張って欲しいです。

おまけ。
新潮社の漫画ってwebでアンケートしてるのね。
巻末のページにアドレスが載っていたのでチェックしましたが
ちょうど少年誌のアンケートみたいでちょっと驚きました。
posted by のあなな at 22:57| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 好きなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする