2007年08月17日

インベーダー・サマー


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インベーダー・サマー
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] インベーダー・サマー
[著者] 菊地秀行
[種類] 文庫
[発売日] 1983-01
[出版社] 朝日ソノラマ

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かげろうのたちのぼるグラウンドのちょうど真ん中に、少女は立っていた。白い服の背にたゆとう黒髪を、青空と雲を映すまばゆい瞳を無数の眼がとらえ、声にならぬ驚愕のどよめきが夕笛高をつつんだ。やがて身をひるがえし立ち去った少女への熱い想いは男子生徒全員の胸を満たし、それはささやかな異変を形づくって街に流れていった。美術教師に提出された風景画には、半透明のビル街と虹色の光をひいて飛ぶ蝶が描かれていた。語り合う若者の声は時折、奇妙な笛の音に似た言葉となり、開いた本のあるページは意味不明の記号で埋められていた。白い少女の訪れとともに異世界の影が忍びより、青い山脈に囲まれた信州の街・夕笛市は特別な夏を迎えようとしていた。
──気鋭の新進がおくる傑作SF、第4弾!
本書カバー裏より

天野嘉孝さんの表紙がとても印象的です。
これは青い山脈が連なる
信州の小さな街を舞台にした一夏の物語。
伝奇物の第一人者が紡ぎ出す
これぞジュヴナイルと呻きたくなる作品です。
いや…本当に凄いのよぅ。

舞台設定の細かい部分など
本書が書かれてから20年以上経過しているため
現代では少し判りにくいところがありますが
それでもなお
この作品の魅力はいささかも衰えてはいません。

むしろ時間の経過というセピア色のフィルターにより
焦がれるような夏の暑さと
白い少女という組み合わせが
さらに凶悪になっているとさえ思えたり。
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posted by のあなな at 01:46| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする