2009年06月02日

放課後のカリスマ (1)



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放課後のカリスマ (1)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :

[タイトル] 放課後のカリスマ (1)
[著者] スエカネ クミコ (著)
[種類] 単行本
[発売日] 2009-05
[出版社] 小学館

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二×××年───世界中の偉人のクローンのみが通うセントクレイオ学園に
唯一の非クローンとして在籍する神矢史良。
ナポレオンらの級友とともに平和な日々を過ごす史良だったが
敵意をむき出しにしてくるモーツァルトに対し決闘を挑むことに…?
新時代を告げる学園ファンタジー、開幕!!
本書カバー裏より

クローン技術を扱った漫画は数あれど
ギャグや二次創作系ならいざ知らず
歴史上の有名人や偉人のクローンを大量に集めて
ひとつの学園に押し込んじゃおう!
…なんて無茶な設定の作品は少し珍しいですよね。

物語のテーマとしては
歴史上の偉人のクローンという
造られた生命に宿る 魂 は誰のものか?
「今」という時間を与えられた
彼らに 運命 の選択権はあるのか?

なーんてのを考えつつ
彼らを学園という檻の中に閉じこめ
悪意と陰謀で練り上げられた
教育プログラムの真意や
主人公の出生に隠された秘密などを
意識させる構成になっていると思います。

IKKI の公式サイトより
さっそく重版の告知があった他
公式サイトで第1話の
試し読みも出来ますので
興味の有る方はこの機会にどうぞ。

■IKKI公式サイト [イキパラ]−イッキルーキーズ試し読み

悪意に満ちた世界観の設定や
ぽやぽやした主人公の性格まで含めて
用意周到に計算された
パズルのような作品だと思ったり。

役目が終わるとパズルのピースのように
軽々とキャラクターが使い捨てられ
すぐに代替品が用意される
…なーんてとこまで
計算しなくても良いように思いますけど。

いや本当に…気持ち悪くて素敵なのよ。
そこにはクローン人間だからという
人命軽視としか思えない設定があるのに加え

あらかじめ用意された運命に
彼らは抗うことができるのか? …というのを
外野から下世話な研究者達が眺めて
ニヤニヤ笑ってる構図が透けて見えるのがね。

悪意の固まりというか何というか
どれだけ自らの自由意志を叫ぼうとも
彼らの存在意義そのものが
ただのモルモットでしかないばかりか
運命に殉じて悲劇的な
最期を遂げることまで期待されてちゃ…ね。

唯一のイレギュラーたる
主人公に課せられた役目は重いというか
そもそも主人公の存在すらも
誰かの悪意を感じずにはいられなかったり。
雑誌連載の方でも
驚きの展開が続いてますし。

私は運命なんてろくに信じちゃいませんが
そういったものを有り難がる人達が実際にいて
有形・無形の圧力を掛けてくることは
その人が運命を信じているか否かに関わらず
現実に襲い来る脅威になる可能性があるのがなー。

嫌だけど続きが気になる
…という類の作品だと個人的には思います。
ちなみにもろに私の趣味だったりw
posted by のあなな at 22:16| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 好きなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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放課後のカリスマ 1
Excerpt: 世界中の偉人変人のクローンばかりを集めた学校。オリジナルが成しえなかった研究や名声の末路を代わって成就させるべくして作られた存在。神谷教授の子供一人がオリジナル。 「私はどうしてマリ・キュリーなんで..
Weblog: ◆小耳書房◆
Tracked: 2009-07-06 00:37
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