2009年11月29日

世界樹の迷宮2 六花の少女




 
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世界樹の迷宮2 六花の少女 (上)
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世界樹の迷宮2 六花の少女 (下)
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[タイトル] 世界樹の迷宮2 六花の少女
[著者] FLIPFLOPs
[種類] コミック
[発売日] 2008-11/2009-04
[出版社] 一迅社

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ハイ・ラガード公国の天空高くまでそびえる "世界樹の迷宮" ──。
無数の危険な動植物が生息するその広大な迷宮には
数多の冒険者が様々な目的を胸に群れ集う…。
そんな迷宮と冒険者の街ハイ・ラガードを、新たに一人の少女が訪れる。
少女の名はマナリィ。
幼い頃に、この街を離れた彼女が、新米ガンナーとして帰ってきたのだ。
彼女が命を賭して迷宮に挑む理由とは何か? 少女の冒険が今、始まる!
本書カバー裏より

DSで発売されているアトラスさんの人気ゲーム
世界樹の迷宮U 諸王の聖杯のコミカラズになります。
原作はウィザードリィを現代風にアレンジしつつ
独特の世界観がとても魅力的な作品です。

今回紹介するコミックは原作の持つ雰囲気を再現しながら
ひとりの少女の目を通して描かれる成長物語であり
彼女と個性的な仲間の織りなす冒険譚でもあるのです。
いや…ぶっちゃけスゴイのよ?

上下あわせて12話という制約の中で
徐々に仲間を増やし、伏線を張り
山や谷を用意して見せ場を作り
物語のクライマックスを盛り上げる。

極めてオーソドックスな作りではあるものの
物語の構成は堅実で安定感があり
戦闘成分が多めで動きがあるにも関わらず
ワンパターンな構図に陥ることなく
画面構成や背景が丁寧でとても好感が持てます。

そして何より作品を通して
仲間を想う気持ちの真っ直ぐさや
彼らの覚悟の強さが描かれ
押しつけがましい説教臭さではなく
自然体での彼らが魅力的に映るのです。

というか…作品の構成力が半端じゃないと思ったり。
勿論、絵の魅力もさることながら
世界樹の迷宮Uというゲームの中から
どのエッセンスを抜き出して読者に訴えかけるのか
その取捨選択が確かであるばかりか
爽やかな読後感に至るエンディングまで
よく考えられた作品だと感じます。

巻末を見ると作画の方と脚本の方がいらっしゃるみたいですが
終盤の展開がやや駆け足ではあるものの
ゲームのコミカライズでここまで丁寧な仕事は
正直、久しく目にしたことがないように思ったり。

担当漫画家さんのオリジナルな解釈によって
新たな息吹を与えられ、より魅力的になった作品は
他に幾つもあると思うんですけどね。

ただ原作のストーリーをなぞるだけでは
わざわざ他媒体で展開する必要なんてない。
なーんて極端なことを仰る人もいたりしますけど。
いずれにしても良い作品は素敵ですやね。

今までゲーム系のアンソロジー出版を
数多く出版されていた会社だからなのか
それとも独特の人材網があるのか知りませんが
一迅社さんから出版される作品には
こなれた漫画を描く方が多いような気がします。

…単に自分の趣味が偏ってるせいだったり?
posted by のあなな at 01:23| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 好きなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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