2007年04月10日

マリア様がみてる 真夏の一ページ

マリア様がみてる―真夏の一ページマリア様がみてる―真夏の一ページ
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] マリア様がみてる―真夏の一ページ
[著者] 今野 緒雪
[種類] 文庫
[発売日] 2003-03
[出版社] 集英社

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もうすぐ二学期が始まる夏休みの一日──リリアン女学園の山百合会では、恒例の学園祭のことで花寺学院高校の生徒会と集まることになる。ところが紅薔薇さまの祥子様は男嫌い。かくして山百合会の秘密会合が招集され、祥子様の男嫌い克服作戦、略してOK大作戦が開始されるのだけれど…。祐巳と佑麒の福沢姉弟やつぼみたちが活躍する夏休み最後の大事件──!? シリーズ第13巻!!
本書カバー裏より

■略してOK大作戦(仮)
祥子さんの男性嫌い。
別にそのままで良いと思うんですけどねー。
学園祭のこともあるから
一応は必要に迫られて…なんでしょうけど。
できるだけ祥子さんを男子に関わらせず
脚本の力で舞台に仕上げるってのも
なかなかやり甲斐があって面白いと思うのにな。

そういった意味では
氷室冴子さんの雑居時代に出てきた
エピソードがとても秀逸だと思いました。
雑居時代は容姿端麗で開校以来の才媛だと誉れ高い
女子高生の数子さんが実はとんでもない
二重人格だった…という設定で始まり
個性豊かな登場人物が楽しいコメディなんですが

その中のエピソードで主人公である数子さんが
演劇クラブの新入生勧誘の劇の出演を請われながら
「顔だけ」と陰口を言われたのを聞いたために
完璧な演技を披露しながら当日捻挫で
劇を台無しにしようとするエピソードがありまして
数子さんの底意地の悪さと外面の良さが
とても良く描けていたと思います。

ちなみに肝心の劇のほうですが
悪口を言った張本人である
脚本家の娘が咄嗟に機転を利かせまして
動きがある劇のほうは代役に任せ
数子さんは「額縁に入った絵」として
捻挫した足を使わなくても
その美貌を最大限に生かせるように画策し
ついに劇は大成功に終わります。

底意地の悪さを微塵も見せず
天使もかくやとばかりに
額縁の中から微笑を振りまいた数子さんは
多くの生徒から賞賛を込めて
「額縁の乙女」と呼ばれるに至ったそうな。
それって結局、顔だけって言われてる!?
みーたーいーなー。

脱線しすぎで申し訳ありません。
でも、祥子さんと数子さん…ちょっと似てますね。
遠くから眺めていると完璧超人なのに
近くに寄ってみるととても親しみやすい性格なところとか
周囲を巻き込みつつ壮絶な空回りなさるのもね。
そういえば婚約者候補がホモなところまで一緒だったり。

祐巳ちゃんと祐麒君の頑張りにより
なんとかトラウマ克服の第一歩を踏み出した祥子さん。
さてさて学園祭の舞台を無事成功に導くことができますやら?
期待しつつ続きを待て! …って感じでしょうか。
このお話に限らず福沢姉弟の距離感って良いですよね。


■おじいさんと一緒
数々の武勇伝を持つ築山三奈子さんが大暴走!
…したのは冒頭部分だけで
それに振り回される山口真美さんが可愛いですね。
どんなに出来が悪くても姉は姉。
妹はただ素直に従うしかないのです。

いえ…良いコンビだと思うんですけどねw
人は自分にないものを持った人に惹かれると聞きます。
そういった意味では
三奈子さんの燃えたぎるような情熱は
きっと真美さんにとっても
好ましいものに思えたに違いありません…自信ないけど。

乃梨子さんのメール友達のタクヤ君。
今まで謎だった人物の正体に
果たして真美さんは迫ることが出来るのか!?
スクープという言葉に踊らされる真美さんに注目です。


■黄薔薇☆絵日記
都合の良い部分だけを抜き出して
密かに日記をを付ける令さん。

確かに見栄っ張りな行為ですが
誰か他の人に見せるわけでもないし
それぐらいは大目に見ても
罰は当たらないと思うのですが
由乃さんには納得できません。

多分、玲さんの心の中では
せめて…思い出だけでも美しく!
って微妙な心理があると思うのですが
本当のことを書くと何か都合が悪いの?
などと思わず糾弾しちゃう
由乃さんの気持ちも判らなくもなかったり。

令さんの意外な?一面が伺えて楽しい作品ですが
痴話喧嘩はお腹いっぱいだと思ったり思わなかったり。
けっこう好きなんですけどね。

posted by のあなな at 23:18| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | マリア様がみてる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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