2008年05月04日

BLACK BLOOD BROTHERS 萌え語りき。

おーけー。

今からネタバレと私情を垂れ流すぜ。
一応、今までネタバレは極力避けようと
無駄な努力はしてたつもり。

本編を8巻まで読み終えて
好きなキャラや思い入れのあったキャラが
あんなことやこんなことになっちゃったから
ここらで毒を吐かなきゃ
私は平常心が保てないのよぅ。
■カーサ
前から思ってたんですが
今のところ作中で乙女心を発揮してるのって
あのアヒル口の女王よりも
カーサのほうが圧倒的に上のような。

ジローとアリスへの執着心により
せっせと兄弟中に不和の種を撒いているというか
思いっきりザザやラウあたりに
裏切られる伏線を張ってるような気がしたり。

賢者の能力による干渉を抜きにしても
わりと迂闊なところがチャーミングだと思います。
基本、我侭だけど家族想いで優しい人なのよね。
というか…情愛が深すぎるような。

自らの血が混血により汚れていたため
一族である「魔女モーガン」の血統から迫害されまくって
本当の意味での家族を持てなかったことが
あそこまで彼女を追い詰めたような気がしたり。

当初の予想に反して
ケインがどんどん良い男になってるので
カーサの魂が救われることを願ってやみません。
他の人にはそれなりに救いが与えられそうなのに
彼女に関しては青い鳥EDが待ち受けてそうなのが
思いっきり不安だったり。

愛憎の入り乱れたドロドロとしたものを
個人的には期待してたりするんですが
現在の展開などを考えますと
ジローやアリスといた頃の宝石のような記憶より

「九龍の血統」内で擬似家族を演じることに
より一層の価値を見出しているような気がしたり。
だからこそ裏切りフラグが気になるというか。
彼女の混血コンプレックスは
それこそケインが徹底的に打ち砕いてくれそうだけど

家族の愛情という言葉に
人一倍飢えていたであろうカーサが
別に血の繋がりなんかなくても
家族を演じるのに不都合はないんだよ?

なーんて感じのミミコの生き様を見て感嘆する
もしくは恥じ入る…ってのが定番のような気がしたり。
だからこそ余計に裏切りフラグが…orz

んで、個人的には「九龍の血統」の宿命って
その爆発的な感染力で世界を塗り替えることより
吸血鬼や人の境目を軽々と飛び越えて
「九龍の血」によってひとつになることを
目指しているんじゃないかなーと思うんですよね。

他の血族の血を自らに取り込むことにより
吸い取った血族の記憶や宿命を一身に背負う
「賢者の血」とはまた別の方法で
黒き血の呪いを打ち破る方法論を確立したというか
全てを黒一色に塗りつぶせばみんな平等でしょ? …みたいな。

ちなみに「賢者の血」の目的って
一種の浄化装置だと個人的には思っていたり。
始祖が吸血鬼になった理由は様々だけど
彼らの「血」を永遠に保存することにより

その記憶や宿命、業を背負うことで
人の道を外れた彼らにも
救いの手を差し伸べるというか
黒き血にとっての救済を担っているような。

ちなみに葛城ミミコさんの存在は
そんな「賢者の血」の思惑さえ超えて
吸血鬼の存在意義にまで踏み込みながら
人と吸血鬼の壁を飛び越えるような気がしたり。
意思の強さが半端じゃないですしね。

というか…その不幸な生い立ちにより
誰よりも家族に飢えていたのは
カーサだけじゃなくミミコも一緒なんですよね。
それだけに彼女の言動に
カーサも心動かされるものがあるのでしょう。
ジローに惹かれていることを抜きにしても…ね。

ちなみにカーサがジローに抱いている感情に関しては
気に入っていたオモチャを取り上げられた子供。
…ってのが相応しいような気がしたりw
アリスの存在によってもなお
魂の救済されることがなかったカーサが

「九龍の血統」の擬似家族により
魂の安息を得ることができたってのは
ちょっとだけ深いテーマですよね。

どれだけ強大な力を持っていたとしても
人は一人で救われることはできないというか
他者との係わり合いの中にこそ
真の幸福があるというか

そこまで行っちゃうと
吸血鬼になったことそのものが間違い。
なーんて結論にまで
至っちゃうような気もしますけど。

でも、カーサの場合は吸血鬼になったのでさえ
彼女の意思が反映されていたとは言えないですし。
とにもかくにも
私はカーサに幸せになって欲しいのですよ。

絶望的なのは判ってるんだけどね…orz
posted by のあなな at 23:12| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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